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味玉入り鶏白湯あさりつけ麺@ビリケン・台東区浅草

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写真: 味玉入り鶏白湯あさりつけ麺@ビリケン・台東区浅草

写真: 味噌煮干そば+タンタン@流。・北区十条 写真: チャーシュー麺@本家第一旭新宿店・新宿区新宿御苑前

中華ソバ ビリケン
  台東区雷門2-4-1 岡安ビル1階

 お店のTwitterを見ると、火曜日は本来は定休日だが、この日は限定メニューに絞って特別に営業するとのこと。しかも、提供メニューは鶏白湯つけ麺で、今回で最後になるというので出かけた。11時15分に着くと待ち客はいないものの満席で、店頭のベンチに腰かけて待つこととなった。その前に、食券購入のため一旦店内に入り券売機を見ると、提供メニューは塩味の鶏白湯あさりつけ麺と醤油味の鶏白湯魚介つけ麺の2種類。こちらは貝塩らーめんが看板メニューの「らーめん 改」の2号店であることから、あさりつけ麺の方を味玉入りで選択。値段は1000+100円の1100円。その後は15分ほど待っていると店内に入るように促された。
 麺は細かく撚りが入ったような極太。つけダレに潜らせずにそのまま味見をすると、小麦の風味がはっきりと感じられた。高加水麺らしいプリプリと弾力があって、噛むとコシが強くてシコシコしている。当然、限定メニューであっても自家製麺だろう。それほど硬くはないので、何度か噛んでいると噛み切れ、麺が冷たいつけ麺の極太麺としては食べやすいほうだ。つけダレは、塩味の鶏白湯をアサリ出汁で割ったと思われるメニュー名どおりの味わい。最初の一口、二口は「あれ、貝じゃない魚介も使っているのかな?」と思えたほど節系か煮干し由来のような風味を少し強めに感じたが、その後は段々と弱まっていき、途中からはほぼ感じなくなった。一方、鶏白湯は、最初から最後まで、視覚的には鶏白湯だと認識できるものの、口に運んでも鶏の風味もまったり感もほぼ無く、言わば縁の下の力持ち的に旨味を支える役割に徹しているかのようだ。そのような味わいのため、旨味十分、コクも適度だが、アピール力と言おうかパンチ力と言おうか、記憶にとどまる部分が弱いように感じた。チャーシューは鮮やかなピンク色の肩ロース。厚みのあるレアチャーなのにさっくりと噛み切れ、また、ハムよりも煮豚に近い味わいがあってなかなか美味しい。つけダレには、出汁を取ったアサリの身の有効利用だろうか5粒が沈んでいた。プクッ、プリッとした食感で貝特有の旨味も残っていた。味玉は、黄身が見事にゼリー状になった半熟で、しかも舌にまとわりつくような濃厚さで極めて美味。これはトッピングして大正解だった。メンマは細めのものが数多く入っていて、細いのにシャキジャキと軽快な歯応えで、かつ、特有の発酵臭もしっかり感じられるあまり出会わないタイプ。
 麺量は聞かなかったが、食べた感じでは240g前後だろうか。麺も具材も食べ終え店員さんに声をかけると、ポットに入った割スープで割って戻してくれた。割スープが何だったのかは分からないが、貝の風味が一段と強まって、やっぱり貝出汁だったんだ再認識しながら完飲。

・お気に入り度:〇

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