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担々麺@yagu-noodle・江東区住吉

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写真: 担々麺@yagu-noodle・江東区住吉

写真: チャーシュー麺@本家第一旭新宿店・新宿区新宿御苑前 写真: 味玉ラーメン(背脂)+玉ねぎ@喜多方食堂浅草本店・台東区稲荷町

yagu−noodle
  江東区千田5-10 青木ビル1階

 今年4月のオープン当初から券売機にはその名前があったが、今までずっと×マークが赤く灯ったままだった。ようやく、12月1日から提供が始まったという情報を得たので早速出かけた。11時20分にお店に着くと既に6人が並んでいたが、平日ならいざ知らず土曜日なので仕方がない。並び始めてから30分、バイトのお姐さん(近所の奥様?)から声がかかり入店。お店に入ってすぐ左手にある券売機で標記メニューのボタンをポチっとな。900円。
 麺は幅が3mmほどのストレート平打ち。低加水麺らしいザクザクとした食感が小気味よい。スープは、メニュー説明によれば、地鶏と貝、乾物から取った出汁を自家製醤油カエシで味付けし、自家製カシューナッツペーストと自家製辣油で担々麺に仕上げたものとのこと。甘、辛、酸、痺をバランスよく構成したものだそうだ。実際味わってみると、担々麺らしくゴマの風味が優勢で、辛味はピリ辛よりも気持ち抑え目な一方、痺れるほどのことはないが口中がスースーするくらいには花椒が効いている。一方で、甘と酸は主張が弱く気付かなかった。担々麺ではゴマペーストや芝麻醤を使っているため、スープに少しとろみがある場合もあるが、このお店のは完全にシャバシャバ。その点も含めて、第一印象は銀座に本店が有りだんだん麺で有名なはしご(橋悟)にかなり似た味わいだと思った。旨味やゴマの風味は申し分ないものの、最近流行りの麻辣ブームとは一線を画するカラシビ具合で、味に深みとコクがあるのに適度な刺激の効果で軽やかな飲み口に仕上がっていて、これは本当に美味しい。具材は肉味噌と木口切りの葉ネギのみとシンプルだが、肉味噌は肉の旨味がしっかりと味わえ、量的にも不足感は全くない。
 女性客をよく見かけるのがこのお店の特徴でもあるが、この日は大半の人が新メニューの担々麺を頼んでいるようだった。麺量が130gと成人男性には少なめなので、100円の小ライスか150円のライスと一緒に頼んで、最後は即席雑炊というのも大いにあり得るだろう。最近食べた中では一番のヒット担々麺と思う。

・お気に入り度:◎

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