2019_0616_072010 2000系
難波駅にて
2000系急行橋本行
南海電車の標準車体はJRの通勤電車とほぼ同じ20m4扉です。
ですが高野線の山岳地帯は急カーブが多く、車体の短い17m2扉車しか入れません。
20m車の南限は和泉山脈の麓、河内長野でしたが、郊外への住宅地の拡大とともに
1963年に三日市町、1984年には紀見峠を越えて林間田園都市、1987年にはついに山脈を越えて紀ノ川沿いの橋本まで線路の改良と複線化がすすめられて20mの大型車が入るようになりました。
この2000系は17m車体2扉ロングシートの、高野山ケーブルの麓の極楽橋まで行くことのできる電車で
以前は極楽橋行の急行が1時間に1本走っており、最大10両編成で橋本で6両を切り離しで極楽橋に向かう急行に使われていました。
今は大半の急行が橋本行になり大型車で運転される場合がほとんどで、そこからはクロスシートの
2300系に乗り換えるようになっています。
ですので今となってはこの2000系の急行は珍しいです。
アルバム: ◎こ)交通機関・南海高野線・2000系電車
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コメント (5)
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説明を読み、よくわかりました。
2019年6月18日 11:55 トクさん (10)
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トクさん
☆とコメントありがとうございます。
この2000系電車、過去には1時間に1本あった極楽橋まで直通の急行とその途中増結用で全部で64両もありますが、説明に書いたような事情で高野線の急行用としては余剰になっていますので一部の編成は当初の目的とは異なる南海本線の普通などにも使われています。2019年6月19日 02:37 キューチャン (36)
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kameさん
☆ありがとうございます。2019年6月19日 02:38 キューチャン (36)
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中古のふさん
☆ありがとうございます。2019年6月19日 02:39 キューチャン (36)
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みなみたっちさん
☆ありがとうございます。2021年7月17日 22:57 キューチャン (36)
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